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バターロール専門店が茅場町にオープン 崖っぷちのアラサー男子3人が“究極の口どけ”を目指す

 カフェの企画運営などを手掛けるボネリートは11月4日、バターロール専門店「パーカーハウスバターロール(PARKER HOUSE BUTTER ROLL)」を東京・茅場町にオープンする。

 同店のバターロールの最大の特徴は、きめ細やかな口当たりととろけるような口どけの良さ。純天然のアルカリイオン水を使うことで、小麦のうま味を引き出しつつ、独特の食感を生み出している。小麦の中心部のみを使ったカナダ産の最高級小麦粉や国産のバターなど厳選した素材に、熟成させた発酵種や湯種を活用し、食感と素材の風味が際立つバターロールを完成させた。

 バターロールは“プレーン”“レーズン”“メロンパン”の3種類(各税込180円を予定)。さらに食べ応えある総菜系やスイーツ系など10種類ほどのパンが並ぶ。ドリンクのコーヒーは、1855年にイタリア・ローマで生まれ、地元で150年以上愛され続けている“ボンドルフィボンカフェ”のこだわりのコーヒー豆を使用した。

 同店を生み出したのは、飲食店で働き続ける中、これといった達成感もなく不甲斐なさを感じていたアラサー男子3人。不器用ならば1つの武器を磨き上げようと一念発起し、修業時代によく食べた思い出の詰まったバターロールで究極の一品を目指した。パン業界未経験ながら、それぞれの経験と知識を生かして素材を厳選して集め、持ち前の研究熱心さから独特の食感と豊かな風味が楽しめるバターロールを生み出した。

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