ファッション

原宿のフェムテックストアが築くシスターフッドの輪 23歳店長が考える買い物の“安心感”の大切さ

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 ラブピースクラブ(LOVE PIECE CLUB)は、1996年に「わたしのからだはわたしのもの」という思いで、北原みのり創業者が設立したフェムテックストアで、2021年3月にラフォーレ原宿にオープンした。最先端の生理用品やフェムテック、ジェンダーやセクシュアリティーを扱うフェミニズムの書籍、安全に楽しめるプレジャートイなど、女性による女性のための商品を幅広く扱う。そんなラブピースクラブで、体に寄り添うアイテムを扱うからこそコミュニケーションを工夫し、日々より良い提案ができないかと接客に励む木村果鈴店長に話を聞いた。

WWD:まずラブピースクラブについて教えてください。

木村果鈴ラブピースクラブ ラフォーレ原宿店店長(以下、木村):ラブピースクラブはオンラインからスタートし、ポップアップやショールームを女性の手でコツコツ運営していました。ラフォーレ原宿店では、私を含め23〜25歳の3人の女性スタッフで接客しています。生活を楽しくするバラエティー豊かな製品に加えて書籍も置いているので、前向きにフェミニズムやジェンダー、女性の健康などについて学ぶことができます。

WWD:どのような商品を扱っていますか?人気のアイテムは?

木村:吸水ショーツ・月経カップというサニタリーアイテムが一番人気です。その次が、膣トレやプレジャートイ、書籍です。生産者が女性であることや信念を持って作られていること、性能の良さまで吟味したアイテムを取り扱っています。

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