「WWDJAPAN」11月8日号は、販売員特集です。コロナ禍、SNSからECに至るデジタル対応、サステナブルなど新たな価値観への学び、一向に上向かない暮らしとそれに伴う消費の低迷と、ファッション&ビューティの最前線に立つ販売員を取り巻く環境は2021年も厳しいまま……。しかし、そんな中でも数字を伸ばし、かつ笑顔をキープする人たちがいます。業界全体のカバーを使命とする「WWDJAPAN」の記者が、各分野で“この人は!”という凄腕を取材しました。2021年版の特徴はビューティ分野をプラスしたことと、販売員取材歴約20年で1000人以上の販売員を取材したライターの苫米地香織さんを監修に迎えたこと。困難な状況下でも光はあり、本特集ではその一例を示したいと思います。
ニュース面では、「ディオール(DIOR)」×「サカイ(SACAI)」にフォーカスします。キム・ジョーンズと阿部千登勢両デザイナーは、どんな思いでこの歴史的な“対話”を実現させたのか?2人にインタビューしました。連載「ファッション業界のミカタ」ではファーストリテイリングの2021年8月期決算について解説し、ビューティにまつわる「海外最新ニュース」ではZ世代の間でブームになっているメンタルヘルスアプリについて取り上げます。巻末の「ファッション&ビューティパトロール」では、プリントシール機の四半世紀にわたる歴史を振り返り、時代によって移り変わる“女子中高生の理想の顔”に迫ります!