ファッション

コラボは“ハイプ(熱狂)”を煽るためだけのものだと思っていた byリック・オウエンス

リック・オウエンス/ファッションデザイナー

 コラボは“ハイプ(熱狂)”を煽るためだけのものだと思っていた。しかし、これは新たな人々と出会う素晴らしい方法だと気づいたんだ。とはいえ、自分にとって意味がある相手としか協業をしようとは思わないし、そもそもやってみようという気になったのもここ数年とかなり遅い。まあ、昔に比べれば私も随分フレンドリーになったからね。

【The WORDS】
ファッション業界人の残した名言を日々の糧に。デザイナーやバイヤー、社長、編集長らの心に響く言葉をお届け。


【リック・オウエンスの思考を知るトピックス】

 パンクロックバンドの「ラモーンズ」は「コンバース」の“チャックテイラー”を履いていたんだ。それで好きになり、同ブランドの要素を取り入れたシューズを何年も作っていたら、今回のコラボレーションを提案された。自然でとてもいい流れだと思ったし、これまでの作品をうるさく言わずにいてくれたことへの思いもあり、協業することにした。

 気に入らない髪型をした自分の写真を見るような気分になるので、ロサンゼルスに来るのを避けていた部分がある。未完成の自分を思い出すから。

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