ビューティ

ファンケルの特例子会社で菓子の製造・販売を開始 雇用の安定を通してダイバーシティを推進

 ファンケルグループで特例子会社のファンケルスマイルは、菓子の製造・販売を行うスマイルスイーツファクトリーをオープンした。この取り組みを通して障がい者雇用の拡大を目指し、ファンケルグループのダイバーシティを推進する。

 ファンケルスマイルは、障がい者の自立支援を目的に1999年に設立し、化粧品やサプリメントの包装、各種キャンペーン製品のセットなど多岐にわたる業務を担ってきた。同社が大きく貢献し、ファンケルグループの障がい者雇用率は3.9%(2021年6月1日時点)になり、あらゆる場所で多様な人材が活躍している。

 今回の取り組みは、同社のベテラン従業員が安心して長く活躍できる環境整備と、さらなる障がい者の雇用拡大を図るべく行う新たなチャレンジだ。

 製造・販売を行うのは、ファンケル総合研究所の管理栄養士が考案したレシピで、玄米を発芽させた栄養価の高いファンケルの“発芽米”の粉末を使用した、美と健康の菓子。第1弾は“クッキー プレーン味”と“ビスケット ナッツミックス味”の2種類(各税込200円)で、今後も定期的に新たな味の菓子を販売する予定だ。当面はスマイルスイーツファクトリーと、ファンケルグループ内で従業員向けに販売し、今後販売先を増やしていく。

ビューティの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

付加価値の原動力「ホスピタリティー」特集 LVMHジャパン社長や百貨店外商、トップ販売員らの定義は?

1月13日発売の「WWDJAPAN」は、ホスピタリティーを特集します。品質だけでの差別化が難しくなっている時代、ファンを獲得して育むにはコトのレベルアップが欠かせません。特に知的好奇心や探究心が強い次世代富裕層や、リアルの価値を知り渇望するZ世代、独自の体験を求めて来日するインバウンドら、ファッション&ビューティ業界が注目する消費者を獲得するには、ホスピタリティーについて考え、モノの購買を付加価値…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。