イタリア発高級家具「バクスター( BAXTER)」は、東京・青山の旗艦店のバクスター東京で、日本人が古来から好んできた“雪見”をテーマにした美術工芸家作品の展示している。これは、東京・白金の日本各地の作家による器などをそろえるライフスタイルショップ「雨晴(AMAHARE)」によるアートブロジェクト「雨跡(AMART)」の第一弾。北海道のニセコを拠点にフォトグラファーやクリエイティブディレクターとして活躍するショウヤ・グリッグ(Shouya Grigg)と富山県・八尾にアトリエを構える木工作家下尾デザイン(SHIMOO DESIGN)などの作家の作品を展示している。ほか「雨跡」に参加する作家の船串篤司、池田優子、宮城正幸、辻野剛、水田典寿の作品も紹介。
グリッグは英ヨークシャー生まれで1994年に来日後に、札幌でデザイン企業を設立。クリエイティブディレクターなど多岐にわたり活躍。ニセコでレストラン「雪花(SEKKA)」や複合施設の「J-雪花(J-SEKKA)」などを運営しながらアーティストとして活動している。
バクスター東京では、ニセコの冬景色を捉えたアートが展示されている。
下尾和彦・さおり夫妻による下尾デザインは、“合理的で美しい道具”をコンセプトにした木製家具や小物を製作している。今回の展示では、ダイニテーブルや都会のマンションの一室でも取り入れることのできる茶室用家具などを発表。
イタリア高級家具「バクスター」のアーティスティックな家具と日本の美意識が融合した展示は11月28日まで。展示品は全て購入可能だ。