ビューティ

コーセーの旗艦店「メゾンコーセー」がヘラルボニーとコラボ 障がいのある作家のアート作品をギフトボックスに

 コーセーのフラッグシップストア「メゾン コーセー(MAISON KOSE) 」はヘラルボニー(HERALBONY)とコラボレートし、障がいのある作家のアート作品をデザインしたオリジナルのギフトボックスとメッセージカードを提供している(なくなり次第終了)。銀座店と表参道店で展開し、12月25日まで作品の原画も展示している。

 2018年設立のヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに国内外の障がいのあるアート作家とライセンス契約を結び、作品をさまざまなモノ・コト・場所に落とし込んで展開している。一方、「メゾン コーセー」はメイクや美容を通じた体験からお客の個性を重視し“私らしい美の発見”をかなえる場であることから、互いの思いに共感し、今回のコラボレートが実現した。期間中は、マスクやエコバッグなどヘラルボニーのグッズが購入できるほか、銀座店のセルフネイルプリンターではコラボデザインも試すことができる。

 ギフトボックスとメッセージカードには作家の高田祐氏、藤森理巌氏、小川真広氏、Juri氏の作品を採用。ヘラルボニーの松田崇弥社長は、「ギフトボックスを送りあうシーンは晴れやかな気持ちなので、驚きがあるデザインや興味がそそられるアート作品をデザインに採用した。ボックスを通じて、作家の作品そのものにも興味を持つきっかけになればうれしい。当社ではアパレルブランド『ヘラルボニー』を展開しているが、ビューティ業界とのコラボは初。今後もコスメのデザインなどにも携わっていきたい」と語った。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。