ワークマンの2021年4〜9月期業績は、チェーン全店売上高が前年同期比8.0%の737億円だった。アウトドアウエアなどを販売する「ワークマンプラス」「#ワークマン女子」の新規出店を引き続き積極的に行ったため、期末店舗数は純増39の924店舗になった。ただ、「ワークマンプラス」の出店を開始した18年以降は既存店売上高の2ケタ増が続いていたかが、当期は同1.7%増に鈍化している。
営業利益は同13.8%増の126億円、純利益は同8.5%増の79億円だった。円安や中国・東南アジアでの人件費、原材料費、物流費の高騰といった逆風があったものの、コスト管理と増収によって増益を確保した。