ファッション

「OAO」のファーストモデルがサステナブルに進化 コーティング加工サービスも開始

 エポック(EPOQ)が手掛けるフットウエアブランド「オーエーオー(OAO)」は、既存モデル“ザ カーブ ワン(THE CURVE 1)”の新モデルを発売した。ホワイトとブラックの2色で、いずれも税込2万8600円。公式オンラインストアで販売している。

 “ザ カーブ ワン”はブランド設立後最初に発表したモデル。故ザハ・ハディド(Zaha Hadid)が東京オリンピック・パラリンピックのために提案した、新国立競技場の設計案から着想を得たシューズで、複雑に絡み合うアウトソールの曲線と、ビブラム社製のボリュームのあるソールが特徴だ。新作では、オランダが拠点のエコーレザーが開発したレザーをアッパーに採用。原皮が持つ水分を最大限に活用し、なめし工程で使う水を皮1枚につき約20リットル削減したほか、食用牛の皮のみを使用して環境負荷を抑える。また、はき口をやや大きめに設定して着脱性を高め、インソールのクッション性も向上させている。さらに、水と油汚れを弾くコーティング加工サービスも開始する。

 「オーエーオー」は“クリエイターのためのフットウエア”をコンセプトに2019年に設立。建築家や音楽アーティスト、フォトグラファーらの作品や作風をテーマに商品をデザインするのが特徴だ。

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