エネルギッシュな色、ミニ丈&カットアウトに代表される肌見せ、そして急浮上しているY2Kなどの中で、日本でも大きく花開きそうなトレンドは何か?2022年春夏のミラノ&パリを現地取材した通信員と、日本のウィメンズアパレルを深く知る記者、どちらかと言えばメンズやビューティに強い担当者の3人が、トレンドの咀嚼法から、ウィメンズの枠を超える影響力の有無、生活者のライフスタイルの変化などに想いを馳せながら、最新トレンドをざっくばらんに語り合った。
藪野淳/欧州通信員
ウィメンズ・コレクション取材9年目。20-21年秋冬からトレンドブック制作を担当。普段は黒や紺を選ぶことが多いけど、春夏は鮮やかな色を取り入れたい。何色にしようかを考え中
五十君花実/副編集長
前職時代も含め、16年ほどウィメンズのリアルクローズ市場を取材。ヘルシーな肌見せスタイルに注目が集まる来春夏に向け、プール通いに勤しんでいるが間に合うか……?
村上要/編集長
メンズ取材は14、5年、ウィメンズも10年くらい担当。ショートパンツは、常に腰履きの元祖「Y2K」世代。ローライズが普及したら、来年の春夏は外出がもっと楽しくなるかも!?と期待
村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):「エネルギッシュなカラー」に「新しい時代を駆け抜けるための、ミニ丈に代表されるアクティブな肌見せ」が、パッと見でもよく分かる2022年春夏のトレンドですね。日本のマーケットにも波及するでしょうか?マイケル・コース(Michael Kors)は記者会見で、「みんな、肌見せを厭わなくなっている」って話していたけれど、コンサバ気味な日本はどうかな?
五十君花実「WWDJAPAN」副編集長:日本のアパレルブランドを取材していますが、色は、どこも使いたそうな印象です。
藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:ランウエイには鮮やかな色が溢れましたが、日本でもイケそうなのは太陽の光をイメージさせる黄色からオレンジの“ソーラーカラー”かな?と思っています。
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