ポーラは11月11日、毎年恒例の「美肌県グランプリ2021」を発表した。総合賞1位は2年連続で石川県が受賞し、昨年新設した14の部門賞でも水分量部門、コラーゲン部門が2年連続で1位を獲得した。グランプリ発表の見届け人として、美容にこだわるお笑いコンビのスピードワゴンが登場し、場を盛り上げた。
美肌総合賞1位は石川県、2位が山形県、3位が山梨県だった。石川県は総合的に全国トップの肌スコアを獲得。特に「ハリ」「透明感」「刺激に対する抵抗力」が優秀だった。山形県は肌のくすみの要因となる「糖化」や「にごり」の少ない、透明感ある肌が特長だった。山梨県は2年連続で3位を受賞した。くすみリスクが低く、刺激に強く皮下組織ポテンシャルの高い肌の人が多かった。
14の部門賞の中で、水分量部門やコラーゲン部門が石川県、皮脂毛穴レス部門に島根県が選ばれ、ストレス耐性部門に沖縄県、タフ肌部門に宮崎県が選出されたことを受け、スピードワゴンの井戸田潤は「水分量系は日本海側、肌の強さは南の県が多い」と語り、その分析にポーラ担当者も感心していた。
また今年から男性の肌分析も開始。1〜8月で6547件のデータを収集した。今後は年齢、性別を問わない「美肌県グランプリ」に生まれ変わる。
美肌県グランプリは2012年に誕生。同社のパーソナライズドサービスブランド「アペックス(APEX)」が保有する約1910万件の肌のビッグデータを活用し、総合賞と部門賞をそれぞれ3位まで選出している。