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高橋愛がジェンダーレスコスメ「アイムミクス」を初プロデュース メイクもファッションも「ワクワクが大切」

 化粧品の製造などを手掛けるG.Oホールディングスから今秋、女優やモデルとして活躍する高橋愛の初プロデュースコスメ「アイムミクス(AIMMX)」が誕生した。第1弾アイテムとして5色のアイシャドウパレット(全2種、各税込2380円)をリリース。10月4日に予約を開始した楽天市場内ではウィークリー&デイリー&リアルタイムランキングで合計18冠を獲得し、楽天市場内の全3億1389万8788点(10月1日時点)のアイテムを対象とする総合ランキングでも1位を獲得するほど。スタイルや性別を問わないカラー構成や、イメージビジュアルには高橋さんの実の従兄弟である前田陸さんを起用するなどいま話題の新ブランドだ。そこで、高橋さんにブランドのこだわりポイントや前田さんとの初共演の思いなど話を聞いた。

WWD:初のコスメプロデュースはどうでしたか?

高橋愛(以下、高橋):G.Oホールディングさんにオファーをいただき、びっくりしましたが挑戦してみようと思いました。第1弾アイテムをアイシャドウにしたのは、マスク着用生活が続き、今は目元メイクが主役なので目元をキラキラさせて少しでも気分がハッピーになってくれたらうれしいと思ったからです。

WWD:アイシャドウは高橋さんの大好きな“ファッション”をキーワードにしています。

高橋:“メイクもファッションのように楽しめばいい”という思いを取り入れています。私のファッションのこだわりは、“好きな格好をする”こと。 いつも、自分自身に「今何が着たい?」と聞いてあげています!テンションが上がる服を着たり、今日のテーマを決めてそれに合うコーデを作ろう!など、毎日楽しくコーデを決めたりしています!ただ、時間がかかってしまうので前日の夜に決めることが多いですね。

WWD:今回のアイシャドウのこだわりポイントは?

高橋:環境に配慮して採用した紙パレットです!オーガニックに興味があるので、環境への配慮は自然と意識するようになりました。普段もビーガンの日を作るなど、自分の選択が結果的に環境にも配慮されているということが少しずつ増えていっている感覚があります。それらを少しずつ積み重ねていければいいなと思いますね。そして、アイシャドウのカラーはベーシックなカフェベージュ、大好きなピンクを取り入れたフラワーピンクの2つを作りました。どちらも開けたときに、ワクワクするようなカラーリングになったと思います!数多くのカラー候補から最終的に5色を選ぶというのはとても大変でしたね。特にオレンジとピンクの配分、いちばん時間がかかりました!

従兄弟との初共演は自分でオファー

WWD:「アイムミクス(AIMMX)」はAIM=「私=I’m=愛」の3つの意味が込められ、MXは性別に関わりなく使える敬称という、ジェンダーニュートラルで使える“ボーダーのないコスメ”に仕上げています。

高橋:LGBTQを知ってからジェンダーレスに興味を持ち、「アイムミクス」は性別を問わない製品にしたいと思いました。男女問わず、ファッションのようにメイクも楽しむことができたら、なんて最高だろうと感じました。メインビジュアルに関しては、従兄弟の陸と並んでいる写真を思いつき、私から提案させていただきました!実は、陸とはあまり話したことがなかったんです、笑。ただ、芸能に興味があることも知っていたので、いい経験にもなると思ってオファーしました!ファッションについてはあまりこだわりもなさそうなので、いつかは陸のスタイリングなどもやりたいですね。

WWD:高橋さんが美容で重視していることは?

高橋:保湿です!ほかにも、使うものはそのときの気分で決めるようにしています。その方がテンションが上がります。それが1番大切です!

WWD:最後に「アイムミクス」に込めた思いについて教えてください。

高橋:性別問わず、ジェンダーレスで使っていただきたいという思いがあります。そして「ブルベ(もしくはイエベ)だから、どちらのアイシャドウがいいですか?」という質問もよくいただきます。私はそのような枠も取り払っていただきたいので、「自分がワクワクする方を選択してください」といつも答えさせていただいています。ブランドが、自分が輝くための“選択肢の一つ”になれたらいいなと思っています!

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