コロナ禍で海外旅行などのレジャー、自由なショッピングが制限されるようになり1年半以上が経過した。そんな状況下だからこそ、国内のラグジュアリー市場はバブルといえるほど活況だ。海外消費が楽しめない富裕層はコロナ禍、国内のどこで、何を消費しているのか?また、百貨店やブランドにはどのようなサービスを期待しているのか?小売業が今一番「お近づきになりたい」と切望する30代富裕層の平山美春さんに、毎月のショッピングやイベント、感動のサービスついて話を聞く。第2回目のハイライトは、届いたばかりの「ロールス・ロイス(ROLLS ROYCE)」。「シャネル(CHANEL)」に身を包み颯爽と高級車から登場した平山さんに乗り心地などを聞いてみた。(取材協力:カッシーナ・イクスシー青山本店)
WWD:前回の取材以降に購入したものはありますか?
平山美春さん(以下、平山):「グッチ(GUCCI)」ブランド創設100周年のイベントに都内ホテルに行きました。プレタポルテやバッグなどはもちろんですが、レッドカーペット用のオートクチュールやジュエリー、家具などがあり、ブランドの世界観を体験できました。そこで出合ったのが、故ダイアナ妃が愛用していたバッグのリバイバルでした。私はダイアナ妃が大好きで、英国王室についてとても関心があります。
WWD:先日お話しされた婚約指輪も実業家の故ドディ・アルファイド(Dodi Al-Fayed)が彼女に贈ったのと同じですね?
平山:はい、そうなんです。バンブーハンドルのバッグで5種類程度展示されていました。その中に世界で数点しかないヒマラヤ素材のものがありました。「どうしよう」と購入を悩みましたが、夫に背中を押され購入することにしました。アポイントメントが初日の最初の時間帯だったので、ある意味、ラッキーでした。
WWD:他にイベントで気になったものは?
平山:ベーシックなキャメルのパンツスーツをオーダーしました。背中に星座のモチーフを入れられるもので、自分の星座の水瓶座を入れてもらいます。年内に届くかもと楽しみにしています。
WWD:ジュエリーもあったようですが?
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