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CCCの「シェアラウンジ」が出店攻勢 代官山蔦屋2階もリニューアル、「まずは首都圏に100店舗」

 TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、代官山 蔦屋書店の3号館2階をラウンジ&ワークスペース業態「シェアラウンジ(SHARE LOUNGE)」にリニューアルした。12月3日にグランドオープンする。

 音楽フロアだった3号館2階を「シェアラウンジ」に転換する。既存の内装を生かしつつ、テーブルや椅子、ソファを増やしてワークスペース・ラウンジ機能を拡充。約660平方メートルのフロアに187席を設ける。動画配信の機材をそろえた個室も用意し、オンライン会議にも対応する。

 仕事の休憩やラウンジ利用に対応するよう、スムージーやジュース、コーヒーなど全25種のドリンクと、代官山T-SITEのイタリアンベーカリー、プリンチ(PRINCI)のパンやスナック、スパークリングワインやクラフトビールなども提供する。“コンパクトな代官山 蔦屋書店”をテーマにアートや建築の書籍、ビジネス書や雑誌など約3500冊も並べる。

 営業時間は朝7時から夜10時まで。アプリで予約・決済ができ、QRコードによるスマートチェックイン・アウトも可能だ。60分プラン(税込1650円)をはじめ、1デイプラン(同6600円)や月額利用プラン(同5万5000円)など幅広いメニューをそろえる。

 「シェアラウンジ」は、“発想が生まれ、シェアする場所”をコンセプトに、2019年に渋谷スクランブルスクエアに初出店した。その後、二子玉川や湘南、名古屋や福岡などの地方にも出店し、代官山で13店舗目。CCC蔦屋書店カンパニーの梅谷知宏社長は、「以前から“個人の時代”になると考え、19年に同業態を始めた。既存店の反響と、コロナによるニーズの拡大を受け、出店攻勢をかける。まずは首都圏で100店舗だ」と話す。

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