ブランドコンサルティングのインターブランドジャパンは、顧客体験価値(CX)の国内企業ランキング2021年版を発表した。ベストテンは1位が「星野リゾート」(前年は16位)、2位が「ワークマン」(同圏外)、3位が「サントリー」(同11位)、4位が「帝国ホテル」(同23位)、5位が「任天堂」(同10位)、6位が「スターバックスコーヒー」(同25位)、7位が「ANA」(同14位)、8位が「ニトリ」(同圏外)、9位が「味の素」(同17位)、10位が「花王」(同22位)という結果だった。
一般消費者1万人以上のアンケート調査に基づき算出した。顧客が求める体験価値を「私向けのものだと思える」「私にとって意味がある」「オープンで、正直である」「私の立場で考えてくれる」「いい気分にさせてくれる」の5つの要素で解析し、スコアをはじき出した。コロナ下で星野リゾート、帝国ホテル、スタバ、ANAといったホスピタリティに定評がある企業が順位を上げた。ワークマンは「私向けのものだと思える」「私の立場で考えてくれる」が他社よりも高評価を得た。
他にファッション&ビューティ関連では、11位に「高島屋」(同27位)、15位に「無印良品」(同35位)、17位に「ファンケル」(同12位)、27位に「イオン/イオンモール」(同32位)、32位に「資生堂」(同34位)、33位に「イトーヨーカ堂」(同圏外)、34位に「伊勢丹」(同圏外)、42位に「ユニクロ」(同6位)がランクインした。