コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)傘下のスイスの時計ブランド「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」は12月5日、東京・銀座に新たな旗艦店をオープンした。これを記念して行われた鏡開きには、指揮者の佐渡裕と女優でアーティストの美波が参加した。
目印は“マルタ十字”、
2階にはストラップのカスタムや
ビンテージ時計も
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銀座4丁目の晴海通り沿いにオープンした「ヴァシュロン・コンスタンタン」銀座本店。ブランドを象徴する“マルタ十字”のファサードが目印で、店内にはイラストレーター兼絵本作家の山崎杉夫とコラボした作品を壁面やショーケースにディスプレーする。
2階には、常駐する時計職人との交流を目的とした“ウオッチメーキングベンチ”が設置され、クイックリペアなどに対応するほか、ソファスペースに座って大型モニターで愛機の修理の様子を見ることもできる。この空間では、ファン同士のコミュニケーションも促進する。さらにiPadでシミュレーションできる“カスタムストラップステーション”も用意し、ビンテージ時計を常時8本そろえる“レ・コレクショナー”コーナーも日本で初めて導入する。
シンプルから複雑機構、
レディスまでフルラインアップ
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「ヴァシュロン・コンスタンタン」は1755年にスイスで創業。以来266年間、途切れることなく歴史を重ねる世界最古のマニュファクチュール(時計の心臓部であるムーブメントから自社一貫製造する時計メーカー)だ。銀座本店ではシンプルな3針モデルから職人技が光る複雑機構まで、同ブランドの全モデルをラインアップする。ヴァンサン・グジェ(Vincent Gouget)=ヴァシュロン・コンスタンタン ジャパン マネージングディレクターは、「どのモデルもイチ押しだが、2022年はメンズだけではなくレディスにも注目してほしい」と話す。
各分野で活躍する
“コノサー”が来場
「ヴァシュロン・コンスタンタン」銀座本店のオープンを祝おうと、指揮者の佐渡裕や女優兼アーティストの美波のほかにも、小泉智貴「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」デザイナーや写真家の石川直樹、フレンチシェフの岸田周三、元プロサッカー選手の播戸竜二ら、各分野で活躍する“コノサー”(目利き、通、玄人)が多数訪れた。
指揮者の佐渡裕が
「ヴァシュロン・コンスタンタン」
銀座本店を体験
佐渡は「指揮者には、正しく時を刻むことが求められる。しかし正確さは大事だが、指揮者の本質ではない。適切なテンポをオーケストラに与え、メロディーを美しく仕上げ、異なる楽器間のバランスを整えて、さらにその場にいる人の心に響くハーモニーを届けなければならない。同じことは時計にも言えるのではないか。正確に時を刻み、美しいフォームで魅了し、遊び心にあふれる。そして、その裏には究極の職人技が隠れている」と話す。
同じく銀座本店を訪れた女優兼アーティストの美波は、「変化する時代の中で、『ヴァシュロン・コンスタンタン』は多くの女性を励まし、背中を押してくれる存在だと思う。時計はアクセサリーと実用性、2つを兼ね備えており、すてきな時計を身に着けることでモチベーションも上がる。目標に向かって進む私たちに寄り添う“相棒”と言える」とコメント。
最後に、グジェ=ヴァシュロン・コンスタンタン ジャパン マネージングディレクターは、「依然として困難な状況が続くが、日本の時計ファンの美しい時計への情熱は変わらない。そして、われわれは数世紀にわたり、お客さまの眼鏡にかなう時計を提案し続けている。この姿勢は今後も変わることはない」と述べた。
オープン日:12月5日
時間:12:00〜20:00
定休日:無休
住所:東京都中央区銀座 4-3-9
ヴァシュロン・コンスタンタン
0120-63-1755