「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」のウエディングドレスをライセンス展開するマリアローザ(東京、有馬英純社長)は、ジェンダーフリーなウエディングドレスを製作し、12月14日に東京・代官山で展示会を行った。国内のブライダル業界初の試みだという。
ドレス4型と女性でもバランスよく着用できるタキシード2型からなり、マリアローザから貸衣装業者に卸してレンタルする。レンタル開始は6月、料金は税込22万円~を見込む。
有馬社長は、「日経MJヒット商品番付(2021年上期)に“ジェンダーレスファッション”が入るなど、性別不問の服装が一段と広がりを見せているが、ウエディング衣裳はメンズ・ウィメンズの垣根意識がいまだ根強い。ただしパートナーズ婚など、固定概念にとらわれず自分らしくドレスアップしたいという意識が高まっているのも感じる。ブライダルシーンに新たな選択肢、新たなルールを提案したい」と話す。