ビジネス

ナイキからセルジオ・ロザーノら要職4人が一斉に退社との報道 “エア マックス 95”のデザイナー

 アメリカのストリートメディア「コンプレックス(COMPLEX)」は、ナイキ(NIKE)からスニーカーのデザインなどに関わってきた4人の要職が11月に一斉に退社したと報じている。本件についてナイキからコメントは得られていない。

 報道によると、同社を離れたのはバスケットボール・フットウエア部門シニア・デザインディレクターのセルジオ・ロザーノ(Sergio Lozano)や、シニア・フットウエアデザイン・ディレクターのネイト・ジョーブ(Nate Jobe)、3Dフットウエアデザイン部門ディレクターのチャド・ナイト(Chad Knight)、メンズ・スポーツスタイル・イノベーション部門グローバル・シニア・デザインディレクターのトム・ラッシブルック(Tom Rushbrook)だ。ロザーノは1990年に入社以降、“エア マックス 95(AIR MAX 95)”をはじめ、“エア マックス 98”や“エア チューンド マックス(AIR TUNED MAX)”などのデザインを手掛けてきた。またジョーブは、「ナイキラボ(NIKELAB)」や「ナイキ ACG」のほか、2017年に発表した故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とのコラボプロジェクト「THE TEN」にも携わっていた。

 なお、ロザーノとジョーブ、ラッシブルックの今後については明らかになっていない。ナイトは「(3Dデザインやメタバースの観点から)今後のナイキのデザインを手助けしたかったが、そのチャンスがなかった」という声明を発表し、仮想通貨のワイルダー・ワールド(Wilder World)に入社したことが分かっている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。