マガジンハウスは、12月10日付けで新人事を発表した。2007年から「ブルータス(BRUTUS)」を率いてきた西田善太編集長がブランドビジネス領域全般を統括する執行役員となり、後任には田島朗・元「ハナコ(Hanako)」編集長が就任した。また、「ハナコ」の編集長には杉江宣洋・元「ブルータス」副編集長が就き、「クウネル(ku:nel)」の編集長は鉄尾周一常務取締役が兼任する。
西田執行役員は早稲田大学卒業後、広告代理店でのコピーライター職を経て、1991年にマガジンハウス入社。「ギンザ(GINZA)」と「カーサ ブルータス(Casa BRUTUS)」の創刊に携わり、2007年に「ブルータス」の編集長に就任。以降14年間にわたって同誌を率いて、村上春樹から酒場、珍奇昆虫まで幅広いテーマで特集を組み、濃密かつオリジナリティー溢れる内容で読者を獲得してきた。後任の田島編集長は1997年にマガジンハウス入社。「ブルータス」の副編集長を経て、2016年に「ハナコ」の編集長に就任していた。