ファッション

「オニツカタイガー」が寅年を祝した新プロジェクト 第1弾は“異形の天才”韮沢靖との協業

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、2022年の干支が寅年であることを記念し、1年を通してさまざまなアーティストを招へいするプロジェクト“イヤー オブ オニツカ タイガー(Year Of Onitsuka Tiger)”をスタートする。その第1弾として、“異形の天才”と称されたイラストレーター・デザイナー・造形作家の故・韮沢靖とのコラボレーションアイテムを2022年1月1日から一部直営店とECサイトで発売する。

 韮沢氏は晩年、オニツカタイガーストライプに着想した柄をまとったキャラクターの“オニツカタイガーマン(OnitsukaTiger Man)”を描いており、今回のコラボでは同キャラクターを大胆にプリントしたスエット(税込1万9800円)とロングスリーブTシャツ(同1万3200円)、Tシャツ(同1万1000円)の3型を用意する。それぞれブラックとホワイトの2色をそろえる。コラボを祝して、造形作家の竹谷隆之が世界に1点だけの“オニツカタイガーマン”のフィギュアを製作し(非売品)、表参道店をはじめとする旗艦店で順次展示するという。

 韮沢氏は1963年生まれ、新潟出身。1984年に東京デザイナー学院を卒業後、フリーイラストレーターを経て漫画「ドラゴンズヘブン」原作者でイラストレーターの小林誠と出会い、アシスタントとして従事。その後、イラストレーター・デザイナー・造形作家として独立し、16年に急逝するまでゲームや映画、CM、TVなど多岐にわたるジャンルで作品を発表してきた。代表作は、2004~11年の「仮面ライダー」シリーズの怪人デザインや、特撮テレビドラマ「牙狼〈GARO〉」のホラーデザインなど。

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