LVMHジャパンが女性の再就職とキャリアアップを支援する「ME LVMH JAPAN クライアント・アドバイザー・プログラム」は、2022年4月1日にスタートする第2期プログラムの参加者を募集する。募集人数は15人(参加15ブランドにつき各1人)。希望者は、1月5日までに特設サイトからオンライン説明会にエントリーする必要がある。
参加ブランドは、LVMH傘下の「ベルルッティ(BERLUTI)」「ブルガリ(BVLGARI)」「セリーヌ(CELINE)」「ショーメ(CHAUMET)」「クリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)」「フェンディ(FENDI)」「ゲラン(GUERLAIN)」「ケンゾー(KENZO)」「ロエベ(LOEWE)」「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「パルファン・クリスチャン・ディオール(PARFUMS CHRISTIAN DIOR)」「ゼニス(ZENITH)」「パルファム・ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)」。
同プログラムは、国際ファッション専門職大学およびモード学園とのパートナーシップのもとに実施され、参加者は週2日、両校の校舎であるコクーンタワーでファッションと美容の基礎を学ぶ座学や、接客やメイク、スタイリングの実習を受講する。またマスタークラスでは、販売のスペシャリストをメンターとして店舗でのインターンシップを実施する。受講生には職場実習期間中に生活支援手当が支給され、プログラム終了者はLVMHブランドでの就職の機会を得ることができる。
第1期プログラムに参加した佐々木理沙子さんは、「子どもを産んだあとで仕事を探しているときに本プログラムのことを知り、キャリアチェンジしたいと応募した。LVMHはこのプログラムを通じて、社会復帰のチャンスを欲している女性に手を差し伸べてくれていると感じた。ファッションについて包括的に学べて知識の裏付けを得られ、同時にさまざまなバックグラウンドを持つ受講生と出会え、メゾンのすてきなショップで働くことができることが魅力」と話す。
「ME LVMH JAPAN クライアント・アドバイザー・プログラム」は、結婚・出産・育児・介護などを経験した女性および性自認が女性の人を対象とし、復職やキャリアチェンジの支援を行うもの。ファッション、コスメ、ウオッチ&ジュエリーの販売における専門知識とトレーニングの場を提供する。アジアで初めて、21年4月にスタートした。