大塚製薬はこのほど、月経前の女性の体の変化をサポートする複合型サプリメント「トコエル(TOCOELLE)」を発売した。
“女性の健康”をテーマに研究を重ねてきた同社は、月経前という女性特有のサイクルがもたらす健康課題の改善へと導く。
女性の社会進出が期待される中、多くの企業が制度改革に取り組むが、女性の活躍を妨げる要因の一つとして “PMS(月経前症候群)”が立ちはだかる。個人差はあるものの月経前の約3~10日間でさまざまな精神的・身体的症状をもたらし、約80%の女性がこの症状を実感しているという。
同社が行ったPMSに関する意識調査では、“症状が重い人ほど相談できずに抱え込んでしまう”“PMSの自覚症状がある人のうち約2人に一人が退職を経験・検討している”という結果となった。また、PMS症状は管理職への昇進自体に影響しているのが現状であり、多くの人が企業側の対策を求めている。
これらの結果を受け、「トコエル」は女性特有の周期的な心身の変化にアプローチし、むくみの改善効果を期待できる“γ -トコフェロール”と“γ -トコトリエノール”、女性の健康と美容をサポートする“エクオール”、日本人に不足しがちな“カルシウム”“”を組み合わせた。“γ -トコフェロール”“γ -トコトリエノール”を一つのソフトカプセルに、“エクオール”と“カルシウム”をそれぞれタブレットに配合し、合計3粒を1日の目安料として1袋にまとめている。
また同社では、企業に対しても女性の活躍や健康経営の視点で情報提供を行うとともに、マスメディア、WEBサイト、セミナー等を通じた女性特有の健康課題について発信している。自社ホームページでは、情報サイト「更年期ラボ」、「PMSラボ」を開設し、より広い世代の女性に寄り添いながら、日々の健康をサポートする取り組みを行う。