About Program
今なぜパーパスが必要なのか
「WWDJAPAN」は今春、今その必要性が叫ばれる「パーパス」の策定から、組織内での共有、製品やサービスへの具現化、消費者への発信までを考えるセミナー&ワークショップを開催し、未来のブランド・ディレクターを育成・応援します。サステナブルやDXについての取材を重ねる中で、「どうやってサステナ?」や「何を使ってDX?」には真剣に向き合っているのに、「なんでサステナ?」や「どうしてDX?」の視点は置き去りなケースを見てきました。そこから「この会社はなんのために?」や「なぜ、このブランドを?」という思考が必要な時だと感じました。
セミナーを通して、経済性と社会性、何より内から湧き出るモチベーションなどの文化性を網羅した「パーパス」を見いだし、それを共有することで強い組織に、製品やコミュニケーションの形で発信することで顧客に愛されるブランドに進化することを願っています。(WWDJAPAN編集長 村上要)
Goals
受講で得られるスキル
先駆者たちが実践する新しい時代のブランド作りからヒントを獲得し、ワークショップではロードマップに沿って、受講者それぞれの確固たるブランドの価値をWWDJAPANと共に見つけます。
・ブランド「らしさ」を言語化する
・パーパスをもって「未来」を描く
・「チーム力」を高める
・心をつかむ「コンセプト」をつくる
・「体験」をデザインする
・「共感」を生む
Who should attend?
このような人にオススメします
ファッションやビューティ業界で、
・新ブランドの立ち上げや新規事業を考えている
・改めてブランドの強みや価値を見直したい
・ブランドの世界観が顧客にうまく伝わらない
・顧客との関係性をもっと強固なものにしたい
・データからだけではない、顧客作りをすすめたい
・ブランドの価値観をチーム全体で統一したい
・パーパス思考を学びたい
Schedule
日程と内容
生活習慣や社会環境、価値観の変化が進む今、どんなブランドがお客さまに愛されるのか。なぜパーパスデザインが求められているのか。石川俊祐KESIKIパートナーと佐々木康裕Takramディレクター兼ビジネスデザイナー、村上要「WWDJAPAN」編集長が、企業やブランドでパーパスが重要視されている背景を語ります。
講師 : 佐々木康裕/Takramディレクター兼ビジネスデザイナー、石川俊祐/KESIKI パートナー、村上要/WWDJAPAN編集長
講師 : WWDJAPAN、KESIKI
自分たちが大切にしたいこと、これまで築き上げてきた自社の強みとは何か。従業員や顧客、社会や地球にどのような価値をもたらし、今後どんな関係を築きたいのか。これらを具現化するスノーピークの山井梨沙社長が先代からの意志を継承しつつも、次世代の価値観とクリエイティブを通じてビジネスの裾野を広げる、新しい価値を創造する思考メソッドをお伝えします。この講座ではこれからの時代に愛されるブランドの条件を学べます。
講師 : 山井梨沙/スノーピーク社長
講師 : WWDJAPAN、KESIKI
ブランドは1年後、3年後、10年後、何を目指し、どんな社会をつくり出すのか。例えば「KANEBO」は、2020年春のリブランディング以降、市場ではなく社会における存在意義に重点を置き、“希望”を発信するブランドとして、ブランドコンセプトから製品・店頭づくり、コミュニケーションまで、一貫したブランド運営を行っています。山口聡一/花王「KANEBO」ブランドグループ長が、ブランドのパーパスからビジネスを描き、ブランドを成長させてきた方法をお伝えします。
講師 : 山口聡一/花王 SENSAI / KANEBO / LUNASOL ブランドグループ長
講師 : WWDJAPAN、KESIKI
愛されるブランドの肝は、そのブランドに心酔するスタッフにあり。ベビー・子ども関連企業「ファミリア」の5代目社長の岡崎忠彦氏は会社の歴史を再定義し、「子ども服を売る企業」から「子どもの可能性をクリエイトする企業」に変革するため、本社移転にはじまり組織改革などを進め、スタッフの士気を高め、自分ごと化し成果を上げています。この講座ではより良いブランドを作るためのチームデザインの秘訣が学べます。
講師 : 岡崎忠彦/ファミリア社長
講師 : WWDJAPAN、KESIKI
人の奥深いところにある気持ちを洞察し、真のユーザーニーズを掴むには、何が必要なのか。21年3月にEC専業のサステナブルなブランド「オー・ゼロ・ユー」を立ち上げたアダストリアの子会社でアドアーリンクの高橋朗サーキュラー事業部長は、ファッションを通じて"一人一人がありのままにかっこよく生きられる世の中をつくる"ためにサキュラーエコノミーを実現。デザイン思考の考え方をもとに、新しい視点での企画立案力と人の心を掴むコンセプトの立て方を学びます。
講師 : 高橋朗/ADOORLINK サーキュラー事業部長
講師 : WWDJAPAN、KESIKI
これからの時代の「売れるモノづくり」は、ただカッコいいだけ、ただ便利なだけではなく、店舗や取引先、社会、地球環境などあらゆるステークホルダーとの関係性が重要です。"アタラシイものや体験の応援購入サービス"を提供するマクアケは、「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」というパーパスを掲げ、ステークホルダーとより良い関係を築きつつ、生活者を惹きつける体験やビジネスのあり方を実践しています。坊垣佳奈 マクアケ 共同創業者 / 取締役がそれを実現させたプロセスをお伝えします。
講師 : 坊垣佳奈/マクアケ 共同創業者 / 取締役
講師 : WWDJAPAN、KESIKI
ブランドストーリーテリングの根幹は、「言っていること」と「やっていること」を一致させることです。ブランドや商品をどのように語り、それをどのように消費者に届けるのか。女性をエンパワーメントするNagiを立ち上げた石井リナ代表からブランドとしての価値観や姿勢を発信していくことの重要性を、「クリエイティブ・アクティビズム」を掲げ「思想と社会性のある事業作り」と「世界観に拘る作品作り」の二つを軸で活動するクリエイティブディレクターの辻愛沙子さんからはブランドがパーパスを発信するに際して留意すべき点などを学び、アクションにつなげます。
講師 : 石井リナ/BLAST CEO、辻愛沙子/arca CEO / クリエイティブディレクター
講師 : WWDJAPAN、KESIKI
Summary
開催概要
22万円(税込)/定期購読会員(スタンダード)割引 19万8000円(税込)/チーム参加割引 2人目11万円(税込)3人目5万5000円(税込)
*ワークショップコースは全ての講義を会場で受講いただきます。
*会員割引は「スタンダードプラン」会員のみ適用となります。
11万円(税込)/ワークショップ参加者からの紹介割引 5万5000円(税込)
*オンライン受講は講義のみの視聴となり、ワークショップへはご参加いただけません。
*紹介割引:ワークショップ申込者からの紹介での申込者は割引価格でお申し込みいただけます。
20名
20名
*いずれも先着順となります。お早めのお申し込みをおすすめします。
Partner
KESIKIについて
企業や組織のありたい姿(BEING)と生み出すこと(DOING)の両輪をつくる、カルチャーデザインファーム。デザイナーや編集者、事業構築や投資のプロフェッショナルなど、多様な専門性を持つメンバーで構成。デザイン思考をベースにしたオリジナルなメソッドを通して、人や社会や地球に長く愛されるプロダクトやサービス、それを生み出す企業をデザインしている。サステナブルなファッションブランドの立ち上げやファッションビル大手の組織づくりプロジェクトなど、ファッションやビューティ業界のブランディングやプロダクト開発の経験も豊富。パートナーの九法崇雄はWWDJAPANエディトリアルアドバイザー、同じくパートナーの石川俊祐は経済産業省「これからのファッションを考える研究会」の委員も務めている。
KESIKIホームページ(https://kesiki.jp/)
Application
お申し込み
*会員割引は「スタンダードプラン」会員のみ適用となります。
チーム(複数名)で参加される方向けに割引価格をご用意しております。ご希望の方はこちらからお問い合わせください。
*メールが立ち上がります。お名前と連絡先を明記の上、送信ください。
「ワークショップコース」へお申し込みいただいた方からのご紹介による割引で申し込みご希望の方はこちらからお問い合わせください。
*メールが立ち上がります。紹介者のお名前と連絡先を明記の上、送信ください。
関連タグの最新記事
ファッションの最新記事
WWDJAPAN Weekly
「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…
CONNECT WITH US
モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説
前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。