個室トイレで生理用ナプキンを無料提供するサービス「オイテル(OITR)」を展開するオイテルはこのほど、社会課題の解決に向けたソーシャルグッド・パートナーとして小林製薬が参画すると発表した。全国に設置されている約1000台の「オイテル」で、1月17日から小林製薬の生理用医薬品「命の母ホワイト」の動画広告を配信している。
「オイテル」は、商業施設やオフィス、学校、公共施設などの女性個室トイレに生理用ナプキンを常備し、無料で提供するサービス。ディスペンサーに備えられたデジタルサイネージを通じて広告配信を行い、その収益で生理用ナプキンの無料提供を実現している。このようなエコシステムにより、同社は「ジェンダーギャップ」の社会課題の解決を実現し、サステナブルな社会の創出を目指している。
そして今回、広告出稿企業として小林製薬が参画。オイテルでは「オイテル」設置導入企業やスポンサー企業、広告出稿企業を“ソーシャルグッド・パートナー”と呼び、これらソーシャルグッド・パートナーを増やすことで「トイレットペーパーと同様にトイレに生理用品が常備される社会」のインフラを構築していく。