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若手アーティストのエド・オリバーが初の個展開催 セクシャリティや愛をテーマに活動

 マルチアーティストとして活動するエド・オリバー(Edo Oliver)は、初の個展「Dys・Morphia」を高円寺のブックショップ兼ギャラリー、タタで1月27日から2月13日に開催する。同展では写真作品14点を展示する。

 オリバーは1994年にメキシコで生まれ、カナダで育った。2010年代中ごろから日本に滞在し、クリエイティブスタジオのリング(REING)でクリエイティブ・ディレクターとしてファッションや広告の仕事を手掛ける。ほかにもパーソナルな活動としてフォトグラファーやドラァグクイーンのアンドロメダ(Andromeda)とのパフォーマンス・アートなど、写真やテキスタイル、パフォーマンス・アートを中心に多岐に渡る表現活動を行う。人間性の理解や内省を核に、セクシャリティや身体、愛、孤独などさまざまなテーマを扱っている。

 オリバーは同展について、「私は常に男性らしさと女性らしさのバランスに悩んできたが、この2つの概念の境界線が曖昧になり、新しい身体の形を再構築するような世界を作りたかった。そして、身体の限界を探り、さらに身体がその定義から離れ無になることを想像してみたかったのだ。この個展は、私自身の性、身体との関係、この地球上で生きていく中で自分がどのように認識されているかを探る、非常に個人的なものだ。作品を見る人には、自分がイメージの暗闇に落ちていくのを想像し、体の重さや重力、そして、どこか軽さも感じてほしい」と語った。

■Dys・Morphia
会期:1月27日〜2月13日
場所:タタ bookshop / gallery
住所:東京都杉並区高円寺北2-38-15
時間:13:00〜21:00
休廊日:月・火・水曜日
入場料:無料

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