ビューティ

「ヴァレンティノ ビューティ」のメイクアップは3月に上陸 日本1号店を表参道ヒルズにオープン

 「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は3月18日、日本でメイクアップラインの取り扱いをスタートする。リップやアイシャドウ、ファンデーション、マスカラなど13アイテムをラインアップ。価格帯は税込2970~2万4970円。同日、表参道ヒルズにブティックをオープンし、日本版の公式ECサイトも開設。4月1日からはECのアットコスメショッピング(@COSME SHOPPING)でも販売する。

 メイクアップラインのコンセプトは“クチュール クラッシュ”。“クチュール”が持つ歴史や伝統と、可能性にあふれる世代に欠かせない公平性と多様性を“クラッシュ”させ、独創性を広げる。パッケージは、ブランドのアイコニックな“V”ロゴをデザインし、ビューティ領域におけるファッションアクセサリーを体現する。また、ブランドを象徴する、パンクの要素を持つピンクを含む赤「ロッソ ヴァレンティノ」を全てのパッケージに採用する。

 リップ“ロッソ ヴァレンティノ”(全45色、各税込6600円)は、サテンとマットの2種のテクスチャーを用意。フレッシュな赤をはじめ、パンクなピンク、ヌード、オレンジ、コーラルなど豊富なカラーバリエーションをそろえる。リップは全てレフィル(各税込4400円)を用意し、ミニサイズの“ミニロッソ”(全6色、各税込4400円)も展開する。2段式のアイシャドウパレット“カラーフリップ”(税込1万1220円)は、赤やブラウン、ゴールド、ブラックなどをそろえる8色パレット。上段は、サテン、マット、シアーの質感の4色、下段は、仕込み用のベース2色と仕上げ用のトップシマー2色を組み合わせた。マルチに使える“ドリームダスト アイ”(全4色、各税込3740円)は、クリーミーなテクスチャーのグリッター。シルバーからネイビーまでをそろえる。アイシャドウやチークに使える単色の“アイ2チーク”(全12色、各税込7040円)は、ローズピンクからゴールドまでをそろえる。

 ベースメイクは、リキッドファンデーション“ベリー ヴァレンティノ”(25mL、全10色、各税込8580円)、クッションファンデーション“GO クッション”[SPF50+・PA+++](全5色、各税込1万10円)とレフィル(全5色、各税込5500円)をそろえる。それぞれカバー力があり、セミマットな肌を演出する。また、ハイライターとしても使える化粧下地“Vライター ”(25mL、税込7040円)は、ヒアルロン酸を配合し潤いのある肌に整え、ローズカラーの1色を用意する。

 2017年春夏のランウェイで初披露したミニクラッチ“GO クラッチ”からインスパイアしたチェーン付きの“GO クラッチ+ミニロッソ”は、フェイスパウダーとリップ“ミニ ロッソ”をセット。フェイスパウダーは全7色(うち限定1色)から、“ミニ ロッソ”は全6色から選べる(各税込2万4970円)。フェイスパウダーはクリーミーな質感が特徴で、重ね付けすることでカバー力を調整でき、軽やかなつけ心地で肌になじみやすい。レフィル(各税込6490円)も用意する。

 そのほか、アイライナー“ツインライナー”(全3色、各税込4950円)、マスカラ“マグニフィセント”(全1色、税込4950円)、リップとチークに使える“ドリーム ダスト リップ&チーク”(税込5720円)、グリッター用プライマー“スティック・ウィズ・ミー”(10mL、税込2970円)をラインアップする。

 「ヴァレンティノ」のクリエイティブ・ディレクターを務めるピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)は、「ビューティとファッションは印象的に革新をし続ける存在であり、自然と互いに影響を及ぼしあう間柄だ。デザイナーとして、私はそんな革新を見届け、メイクアップを通してビューティに対する考えを伝えたいと思っている。ビューティは私たちの自己肯定感と直接つながっているものであり、自分らしさを表現するためのものだ。ありのままの自分を楽しんでほしい」とコメントした。

 「ヴァレンティノ ビューティ」は、2021年5月にイギリスのセルフリッジ(SELFRIDGES)で先行発売後、フランス、アメリカ、ロシア、中国で展開。日本は21年11月に上陸し、第1弾となるフレグランスを「ヴァレンティノ」ブティックに加え、アットコスメショッピングおよびアットコスメトーキョーで取り扱っている。表参道ヒルズにオープンするブティックは、ラグジュアリーな空間を演出。資材のロスがでないように、サステナブルな工夫を施したという。また、オンラインとオフラインをシームレスに繋げ、ブティックを遊び場、オンラインを“手に広がるアトリエ”と位置付け、特別な体験を提供する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。