資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ(ANESSA)」は、化粧下地の新製品および主力3製品(乳液、ジェル、スプレー)のリニューアル品を2月21日に発売する。
日中用乳液・化粧下地の新製品“アネッサ デイセラム”(30mL、税込3850円)は、「サンデュアルケア処方」により、スピルリナプラテンシスエキスと蛍光酸化亜鉛が紫外線を「美容効果のある光」に変換する機能を搭載。乳液タイプ日焼け止めの“パーフェクトUV スキンケアミルク”(60mL /3300円、20mL/1078円)、ジェルタイプの“パーフェクトUV スキンケアジェル”(90g、2640円)、スプレータイプの“スキンケアスプレーN”(60g、1980円)は、スキンケア成分の50%以上を植物由来成分に変更するとともに、「スポーツ時や家事の際に日焼け止めが落ちやすく、塗り直しが必要」という使用者の声を基に、「オートブースター技術」を新たに搭載。汗などの水分に反応し、UVブロック膜が均一化して落ちにくくなる。4製品の容器には、植物由来原料のボトルを使用する。価格はいずれも編集部調べ。
資生堂は昨年11月、“ダイナミックハーモニー”を理念に掲げた研究開発(R&D)の強化方針を発表。近い将来の製品化につながるR&Dとして、今回新発売の化粧下地“アネッサ デイセラム”に搭載した「紫外線を『美容効果のある光』へ変換する技術」のほか、皮膚の動きを再現した電子皮膚「4Dデジタルスキン」を活用したたるみ研究、ほうれい線にアプローチするセカンドスキン技術などの開発を進めている。