ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)は、自身と「ティファニー(TIFFANY & CO.)」とのコラボレーションを、Nigo新アーティスティック・ディレクターによる「ケンゾー(KENZO)」2022-23年秋冬コレクションのショー会場に、とあるアイテムを着用して登場することで発表した。
ファレルが着用していたのは、リムがダイヤモンドで縁取られ、テンプルにエメラルドがはめられているサングラス。「『ティファニー』と僕は“婚約”しているんだ」とファレルは米「WWD」に語った。ファレルによれば、サングラスは「今後たくさん控えている『ティファニー』とのプロジェクトの最初のアイテム」だという。
ファレルはこのプロジェクトはコラボレーションではなく、パートナーシップであることを強調。「これは(コラボレーション)ではなくて、パートナーシップなんだ。ものの見方が変わってしまうようなね。でも詳しく教えることはできない。今日ここに来たのは、Nigoを祝福するためだから」と詳細については口を閉ざした。Nigo新アーティスティック・ディレクターのデビューショーとなった同コレクションの会場には、カニエ・ウェスト(Kanye West)改めイェ(Ye)とその新たな恋人のジュリア・フォックス(Julia Fox)のほか、プシャ・T(Pusha T)、タイラー・ザ・クリエイター(Tyler, The Creator)、シャイガール(Shygirl)らの姿もあった。
ファレルは「ティファニー」と同じくLVMH モエ ヘネシー·ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)傘下の「ルイ・ヴィトン」とも08年にファインジュエリーのコレクションでコラボレーションしている。
「ティファニー」はLVMHの傘下入り以降、「シュプリーム(SUPREME)」とのコラボレーションのほか、ビヨンセ(Beyonce)、ジェイ・Z(Jay-Z)、BLACKPINKのROSE、トレイシー・エリス・ロス(Tracee Ellis Ross)、アニャ・テイラー・ジョイ(Anya Taylor-Joy)らをアンバサダーに起用しブランドのイメージを刷新している。