百貨店からショッピングセンター、個店、ECまで、さまざまなショップを覆面調査員がリポートする連載「ミステリーショッパーが行く!」。今回は、住商アーバン開発が運営する「テラスモール湘南」を調査。約280店舗が入る湘南最大の商業施設で、通路を挟み南北にショップが連なる4層構造のメイン施設と、路面店が並ぶサブ施設で構成する。2021年に開業10周年を迎えた。
■今回の担当調査員
加賀美勉(55)
PROFILE:百貨店やコンサルティング会社を経て、現在は商業関連メーカーで販促プロモーションの開発にいそしむ。自称“プロの消費者”として百貨店をウオッチし続ける。革靴とワインを語り始めると止まらない。調査歴17年
高瀬浩子(45)
PROFILE:百貨店でインポートブランドの販売、広報を経験後、インテリアパーツの輸入・販売代理店に勤務。出産を経験し、今は実務翻訳家として活動。買い物は、マッサージを超えた究極の癒し!と公言。調査歴17年
調査日時:加賀美調査員2021年11月16日(火)14:00~晴れ 18℃ 高瀬調査員2021年11月14日(日)14:00~晴れ 19.6℃
ILUUSTRATION:ERI KOJIMA
【環境・施設】
高瀬:立地はJR辻堂駅の目の前。駅からデッキでつながりアクセスも良好です。
加賀美:大きな建物1棟と「湘南ヴィレッジ」という路面型区画の2部構成。この「湘南ヴィレッジ」こそ、他のSCとの大きな違いだと感じます。
高瀬:同感です!「湘南ヴィレッジ」は「ロンハーマン」や「イータリー」「ディーンアンドデルーカ」など6つの路面店で構成。どこもクリーンで開放的だし、テラス席もぜいたくに用意されていて、都内ではお目にかかれない雰囲気です。
加賀美:館は4層構造で、各フロアのテラスが波形に張り出しています。このテラスを歩くだけでも、日常生活を忘れられます。
高瀬:館内はかなり広いですが、休憩スペースが多く置かれているのでゆったりと回遊できます。通路幅も広いので、ベビーカーや家族連れも安心です。
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