セミナー、見本市、コミュニティー運営など、顧客との双方向マーケティングとしてさまざまなイベントを実施する企業が増えるなか、その集客や顧客情報の活用が課題になっている。ヨーロッパ生まれ、日本育ちのイベント運営プラットフォーム「イベントリー(Eventory)」は、イベント開催前の告知や参加者データ管理から、イベント配信、イベント終了後の分析までをワンストップで行うことができるイベントDXソリューション。
動画配信はZoom、録画アーカイブはYouTube、さらにアンケートツール、チャットツール、メール配信CRMなど、個々のサービスを組み合わせる必要がなく、全てオールインワンで運用可能なサービスをサブスクリプション(月額定額制)で提供している。
Zoomなどの外部配信プラットフォームを使わない独自配信が可能なため、広告表示や個別サービスの事前登録など、離脱のきっかけとなる要素を軽減することができるほか、ユーザーの参加履歴や行動情報と紐づけてアフターフォローにつなげることも可能となる。
また、オフラインイベントもスマートフォンのアプリを使って管理可能。参加者がオンラインとオフラインのどちらに参加したか、どのタイミングで移行したかなどを履歴として管理することができ、オンライン・オフライン同時開催の場合にも活用できる。
このほか、ユーザーの業種や参加履歴など、属性ごとにラベル管理を行ったり、別途メーラーなどを使わずにサービス内でメールを送ることも可能。それぞれの属性に最もリーチしやすい情報を送るなど、その後のコミュニケーションにつなげることができる。
イベント運営に必要な全てがひとつのサービスで完結される「イベントリー」。オンラインとオフライン、ハイブリッドな開催が主流となる今後のイベント運営にも活用が期待できそうだ。
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