座右の銘は「泣かぬなら 笑わせてみせよう ホトトギス」。ZOZOTOWN立ち上げメンバーで、「ファッションチアリーダー」に就任した武藤貴宣氏が、ファッションへの愛と明るい未来について、ゆるく語ります。
(前回から続く)
2004年12月にZOZOTOWNがオープンしました。最初に携帯サイトでオープンして、その1週間後ぐらいにPCサイトがオープンしました。もともとあった「イープローズ」や「ザイゴード」「ジクー」などのオリジナルのセレクトECショップの他に、「エックスガール(X-GIRL)」や「吉田カバン」「GDC」などのショップが出店し、ゾーンごとに分かれた“街”がCG で表現されていました。
重松(理・現名誉会長)さんの後押しもあり、出店をOKしてくれたユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS以下、UA)でしたが、現場に下ろしていくと「UA」本体の出店はなかなか難しいという話になりました。そこで、最初は新規事業として始めていた「時しらず」と、栗野(宏文・上級顧問)さんがディレクションしていた「ディストリクト ユナイテッドアローズ(以下、ディストリクト)」でやってくれることになったんです。それらの実績を見て、本丸の「UA」を出すかどうかを決めようということだったのだと思います。
しかし、UAとしても初めてのネット通販だったので、商品を僕らに送って、僕らが写真撮影して商品登録をするというようなオペレーションがよく分からず、参加を決めたものの、「準備も何もできていない」と商品が全く送られて来なかったんです。
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