ビジネス

婦人服の「恵山」が事業終了 「ロイヤルパーティー」は譲渡先で継続

 婦人服の恵山(東京、沖山英嗣社長)は、事業活動を2月28日で終了すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う店舗休業や販売不振の長期化を受けて、継続が困難と判断した。主力の「ロイヤルパーティー(ROYAL PARTY)」事業は、同業のエルダブリュシー(東京、塚越克己社長)に3月1日付で譲渡する方向で調整する。

 同社は1977年設立。2000年代以降はファッションビルで「スパイラルガール(SPIRALGIRL)」「ロイヤルパーティー」「ミーア(MIIA)」など若い女性に向けたブランドが人気を集めてきた。現時点で国内19店舗のほか、ネット通販で販売している。「ロイヤルパーティー」は、19年に「スパイラルガール」を譲渡したエルダブリュシーが製造・販売を引き継ぐ見通し。5店舗ある「ミーア」は23日までに順次閉店する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。