ファッション

「オフ-ホワイト」や「サカイ」も復帰 ウィメンズのパリコレは大半がリアル開催へ

 フランスオートクチュール・プレタポルテ連合会(Federation de la Haute Couture et de la Mode以下、サンディカ)は、2月28〜3月8日に開催予定の2022-23年秋冬パリ・ファッション・ウイーク(以下、パリコレ)の暫定スケジュールを発表した。9日間のスケジュールに名を連ねる95ブランドのうち、45組がリアルショーを計画。37組がデジタル発表に加え、現地でプレゼンテーションを開く準備を進めている。

 初日夜には、故ヴァージル・アブロー氏が手掛けていた「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」がショーを開催予定。「ヴェトモン(VETEMENTS)」が21年にスタートした新ブランド「VTMNTS」も初のショーを行う。そのほか、ショーでの発表を予定しているのは、「ディオール(DIOR)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」「クレージュ(COURREGES)」「クロエ(CHLOE)」「リック・オウエンス(RICK OWENS)」「ロエベ(LOEWE)」「エルメス(HERMES)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「シャネル(CHANEL)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」など。オルセン姉妹による「ザ・ロウ(THE ROW)」 も久々にパリコレに復帰し、ショールームでのプレゼンテーションと顧客向けのショーを行う。

 日本のブランドでは「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」に加え、「サカイ(SACAI)」も2年ぶりに現地でのショーを計画。かつて「イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)」を率いていた高橋悠介が独立して21年春夏にスタートした「CFCL」も、初めてパリでプレゼンテーションを行う予定だ。「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」も現地でのプレゼンテーションを開催するが、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」「ウジョー(UJOH)」はデジタルのみで発表を行う。なお、今季もスケジュールに「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」や「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」の名前はない。

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