「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は2022年春夏コレクション、“ヴァレンティノ ランデブー(Valentino Rendez-Vous)”の広告キャンペーンに俳優のゼンデイヤ(Zendaya)を起用した。キャンペーンではショートムービーを制作し、17日23時(日本時間)にユーチューブでプレミア公開する。ゼンデイヤがバックステージから太陽の光を浴びながら街を歩く姿に、「出合い」や「動き」といったコンセプトを表現しているという。
撮影はロサンゼルスのスタジオで実施。米人気ドラマ「ユーフォリア(EUPHORIA)」で知られるマルセル・レヴ(Marcell Rev)とスコット・サカモト(Scott Sakamoto)が監督した。動画内の振り付けはスティーブン・ギャロウェイ(Stephen Galloway)が担当し、英バンドのザ・エックス・エックス(The xx)の“クリスタライズド(Crystalised)”をBGMに使っている。
バックステージのセットは、美術監督のハッピー・マッシー(Happy Massee)がディレクション。ブランドの広報は、「キャンペーンに関わるみんながともに時間を過ごし、“生きる喜び(Joie de vivre)”を共有し、語り合う場所だ。(「ヴァレンティノ」のクリエイティブ・ディレクターである)ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)など、制作に関わる全ての人がキャンペーンの一部となっている」と述べた。
ゼンデイヤは20年12月に「ヴァレンティノ」のグローバル・ブランド・アンバサダーに就任。主演を務める「ユーフォリア」のシーズン2が22年1月に米国などで公開された。