デジタルファッションレーベル「ワンブロック(1BLOCK)」を運営するワンセック(1SEC)は、NFTで作ったバーチャルファッションアイテムをARで着用できるアプリ「メタドリップ(METADRIP)」をリリースする。リリース日は未定だが、今春を予定している。3Dの仮想空間のメタバースが注目を集める中、メタバースで着用するためのバーチャルウエアのNFT市場は猛烈な勢いで拡大している。「メタドリップ」はARでリアルな身体に着用できるようにすることで、NFTアイテムの“マルチバース化”を後押しする。
ワンセックは3ミニッツなどを創業した起業家の宮地洋州(ひろくに)氏がCEOを務め、日本初のバーチャルスニーカーの販売やバーチャルヒューマン「リアムニクロ」など、メタバース関連のプロダクトを積極的に開発しており、自社でエンジニアや3Dグラフィックデザイナーを抱え、NFTのプロダクトの制作能力も持つ。