2月21日発売の「WWDJAPAN」は、2022年春夏のオートクチュール・コレクションを特集します。鮮やかな色や柄に溢れた22年春夏のプレタポルテとは異なるムードの理由は?その答えは、プレタ以上に一人ひとりに向き合うからこそ、「着る人それぞれの美しさを引き出す」という本質に向き合う姿勢にあるような気がします。特集では「ディオール(DIOR)」や「フェンディ(FENDI)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」などの最新コレクションを解説。それぞれが、どのようなアプローチで、個人の美を引き出そうとしているのかに迫ります。異次元のラグジュアリーな世界から、ファッション&ビューティ業界が提供すべき価値観を学びましょう。また「シャネル(CHANEL)」のファッション部門のトップ、ブルーノ・パブロフスキー(Bruno Pavlovsky)プレジデントには、そんなクチュールビジネスの真髄を直撃しました。
ファッション業界人には、高級時計の世界からも学んで欲しいと思っています。二次流通も自らの手で手掛けようとしているブランドの皆さんには、高級時計市場が数年来取り組み確立しつつある「認定中古」ビジネス最前線は必読です。なぜ高級時計ブランドは、消費者から時計を買い取り、修理して、「認定中古」として自分たちの手で販売するのか?そのメリットは、ブランド価値の保全だけにとどまりません。時計ジャーナリストが、ファッションの世界を思いながら解説します。
連載には、1月の富裕層特集で業界中が知りたがっている「若手富裕層のホンネ」を教えてくれた平山美春さんが登場。“リベンジコロナ”のプランについて語っています。また余剰在庫だったコスメをシングルマザー家庭などに無償提供する「コスメバンク プロジェクト」に参画する日本ロレアルやNPO法人からは、「美」の圧倒的な力について教えてもらいました。ファッション・パトロールでは、FF14(FINAL FANTASY 14)に夢中なモデル吉井添さんに、偏愛ぶりを聞いています。