「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。
第20回は「アパレルの『値上げ』問題を考える」です。原材料、燃料費、物流費など過去に経験したことのないコスト高騰によって、食品や日用品の値上げが相次いでいます。衣料品もコスト高騰は同じですが、現時点で値上げする企業は限定的です。なぜでしょうか。
【今回のキーワード】
船のコンテナ物流費はコロナ前の最大7倍/綿花価格は2倍/食品は一斉値上げ/値上げを恐れるアパレル/ユニクロはどうするか/無印良品「価格は維持したい」/東レの地ならし/業界はユニクロ次第?/ユナイテッドアローズは一部値上げ/ユニクロのコラボ祭りの背景/値上げは当たり前/30年続くデフレマインド/値上げアレルギー/「ルイ・ヴィトン」「シャネル」は超強気の大幅値上げ/秋冬物は上げるべき/新価格
出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する
横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身
五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など