ソフトバンクと、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOの子会社のZOZOネクスト、大手繊維商社のMNインターファッションの3社は、バーチャル試着の実証実験を行う。被験者はソフトバンクの開発した3Dのバーチャルアバターアプリ「オルターム(ALTRM)」を使い、身長と体重を入力するだけで、アバターで試着できる。MNインターファッションは、このためにアプリと同名の紳士服ブランドを立ち上げ、3DのアパレルCADデータを提供している。
同プロジェクトではアプリ「オルターム」を提供するソフトバンクがバーチャルアバターの生成とバーチャル試着を、ZOZOネクストがスマートフォン上で試着を体験できるアプリを、MNインターファッションがアプリ上の3Dデータや実際の商品となる服の企画・生産を行う。3社で選んだ400人の被験者には被験者はバーチャル試着機能のある/なしなどの形でアプリを提供し、購入率の変化を検証する。
紳士服ブランド「オルターム」は全14型で、サイズはS・M・Lの3サイズ。実証実験は2月21日〜3月29日の約1カ月間になる。