米PVHコープの「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」は2022年春、Tシャツ、スエット、ジーンズといったブランドを象徴する定番アイテムを、グローバルで全面刷新する。体形やジェンダーを問わずフィットするサイズバリエーション、シルエット、素材へと見直し、あらゆる人が自分らしく着られる、インクルーシブでタイムレスな服を提案する。
あらゆる人のために作られた
ユニバーサルな服
1 / 5
カルバン・クライン氏の「全てはカッティングから始まる」という理念のもと、ジェシカ・ロマックス(Jessica Lomax)=「カルバン・クライン」グローバル・ヘッド・オブ・デザインが率いるチームにより刷新された新作コレクション。変形ラグランスリーブを採用したスエット(1万9800円〜)は、着心地はゆったりとしながらモダンなルックスで、ブランドらしいストリートスタイルを体現する。リラックスフィットのジーンズ(2万4200円〜)は、体形を問わず美しいシルエットを描くよう再設計。大き目のパッチポケットもアクセントとして効かせる。
多様な生き方と個性を賛美する
1 / 5
デビュー時から受け継がれてきたデザインは、現代的に再解釈した。ジーンズの背面ポケットでは、流れるような曲線の定番デザイン「オメガステッチ」とレザーパッチをミニマルに一新。「カルバンネック」と称される浅い襟元のディテールは、新作のトップス(半袖Tシャツ1万1000円〜、半袖フリース8800円〜)にも変わらずに引き継いでいる。ブラック、ホワイトを基調にシェードカラー(陰影のある色)を効かせたカラーパレットで、エフォートレスなスタイルを提案する。
コレクションはあくまでミニマルかつベーシック。だが、袖を通す人それぞれのスタイルが引き立つよう、「目的と意図を持ち、本質的に考え抜き、細部までこだわりを行き届かせた」。キャンペーンビジュアルにはBLACKPINKのJENNIEを起用。デニムジャケットとジーンズのセットアップをヌーディーに着こなす姿には、彼女のありのままの魅力と個性が表れている。
時代の変化とともに、
新たな可能性を切り拓く
1968年の創業後、「カルバン・クライン」は斬新なデザインとスタイルで米国のファッションシーンをけん引してきた。80年代初頭には、世界初のデザイナーズジーンズ“カルバン・クライン ジーンズ”を発表し、挑発的な広告キャンペーンとイメージ発信で世界にその名を広めた。それまで消耗品でしかなかった男性用アンダーウエアも、セクシーな感性で新しい魅力を開拓。ケイト・モス(Kate Moss)とマーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg)を起用したキャンペーンでは、腰ばきしたジーンズからのぞくロゴウェストバンドが世界を席巻した。これまで時代の変化とともに、新しい価値観を作ってきたのが「カルバン・クライン」だ。個性の多様性を賛美し、誰もが自分らしく着られるユニバーサルな服を携え、再び新たな時代を切り拓こうとしている。
「カルバン・クライン」は22年春の新たなコレクションの国内販売に合わせ、ポップアップストアをパルプ(東京都渋谷区神宮前6-19-20、3月2~16日)で開催。その他、「カルバン・クライン」の公式ECや東京・大阪の店舗を中心に取り扱う。そのほかの展開店舗は次の通り。
カルバン・クライン心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1-6-4豊原ビルディング1F、2F)、カルバン・クライン渋谷スクランブルスクエア店(東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア2F)、カルバン・クライン ルクア大阪店(大阪市北区梅田3-1-3ルクア大阪5F)、ヌビアン ハラジュク(東京都渋谷区神宮前1-20-2)、リステア(東京都港区赤坂9-6-17)、ビーセカンド シンジュク ストア(東京都新宿区新宿3-17-24)、べンチュラー トウキョウ(東京都渋谷区神宮前5-17-8 原宿 XS 2F)、エスカーブ スタジオ(石川県加賀市作見町ヨ17-1)
カルバン・クライン カスタマーサービス
0120-657-889