2022-23年秋冬メンズ・コレクションの取材チームが、現地取材から見いだした7つのトレンドを紹介。さらに、メンズ市場を知り尽くす国内のバイヤーが、ビジネスの視点から10点満点で評価する。個性を主張する“エクスプレッシブ・テーラリング”や新鮮に見える“バーシティージャケット”などは、ヒットが期待できるのか。売り場のプロがぶった切る。(この記事はWWDジャパン2022年2月7日号からの抜粋に加筆をしています)
■参加バイヤー
・伊勢丹新宿本店メンズ館 吉岡裕/紳士営業部ブランドショップ担当バイヤー
・阪急メンズ東京、阪急メンズ大阪 渡邉寛人/バイヤー
・ユナイテッドアローズ 内山省治/ファッションディレクター
・インターナショナルギャラリービームス 服部隆/メンズディレクター
・エスティーカンパニー桐生 阿部高典/バイヤー
・ミッドウエスト 大澤武徳/代表取締役副社長
【TREND 1】
エクスプレッシブ・テーラリング
再始動する世界に向けたテーラリング提案は今季も継続。ただし、ユニホームとしてではなく、着る人の個性を主張するようなデザインと着こなしが目立った。肩や腕周りを誇張するディテールやカットアウト、ジェンダーレスなスタイル、発色の良い色・柄など。
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