クラウドシェルフとは、アイテムを自由に寄付・利用できる助け合いの仕組みのことで、生理用品のクラウドシェルフを店内に設置するのは大手コンビニエンスストアとして初めての取り組み。
またクラウドシェエルフとは別に、自由に生理用品の寄付ができる専用ボックス「つながるナプキンPOST」も設置。寄付された未使用の生理用品は検品の上、クラウドシェルフに補充する。
「生理用品は生活必需品の1つであり、海外では生理用品を無料提供する法案が成立し注目を集めるなど、『生理の貧困』といったテーマを含め国内外でさまざまな議論が起きている。そうした社会背景の中、当社が昨年初めて実施した『生理用品2%引き』にはお客さまから大きな反響があった。価格面でのサポートに加えて、さらにサステナブルでファミリーマートならではのやり方をもっとできないかと考え、いつでも立ち寄れる環境であるからこそ、困ったときに頼れる心強い場所になることができればという思いで、今回の企画に至った」と企画担当者はコメントしている。まずは限定店舗での試験として実施し、最適な運営方法の検証を重ねながら、今後の展開を検討する。
なお、沖縄県を除く全国のファミリーマート約1万6400店で「生理用品各種2%引き」を国際女性デーの3月8日から5月30日まで実施する。
同社は昨年、創立40周年を迎え「40のいいこと!?」をテーマに5つのキーワードに基づいてさまざまな取り組みを実施している。今回はキーワードの1つ「『あなた』のうれしい」の一環として行った。