ビームスは、東京・神宮前のインターナショナルギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)のウィメンズフロアを2階から1階に移設し、3月18日にリニューアルオープンする。
設計はデザイン・設計事務所のダイケイ・ミルズ(DAIKEI MILLS)が手掛け、従来店舗の西洋的な装飾を残しながら、木材を多用した温かみを感じる空間に仕上げた。売り場面積は約66平方メートルで、旧フロアの半分に縮小。来店客がゆっくり時間を過ごせるように、フィッティングルーム周辺にスペースを確保した。
商品は、厳選したデザイナーズブランドを中心に取り扱う。片桐恵利佳ディレクターは、特に各ブランドの背景を大切にし、新しいスタイリングの要素として日本で浸透していないインディペンデントなブランドも価格にこだわらずセレクトするという。
片桐ディレクターは、「リニューアルにあたり、店舗で購入するという付加価値として、コミュニケーションが発生する場所となるような設計を依頼した。原宿の表と裏の通りを行き交う人々の、多種多様で自由な雰囲気と同じように、新たな店は年齢やスタイルを限定しない。ファッションや美術、音楽、食文化を含め、生活にまつわる、さまざまな分野に興味のある人のためのセレクトショップだ。テナントビル内に集結するビームスのさまざまなレーベルが交差する1階に構えることで、ファッションへの好奇心を刺激する入口という感覚も大切にしている」とコメントした。
オープンを記念して、「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」2022年春夏コレクションのポップアップイベントを27日まで開催する。また、フランスのジュエリーブランド「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック(MARIE‐HELENE DE TAILLAC)」の“ボリウッドバンドリング”の同店限定カラーを発売。ノベルティとして、ダイケイ・ミルズとデザインしたオリジナルのナップサックとステッカーを数量限定で用意した。
なお、メンズフロアの改装は21年10月に完了している。