座右の銘は「泣かぬなら 笑わせてみせよう ホトトギス」。ZOZOTOWN立ち上げメンバーで、「ファッションチアリーダー」に就任した武藤貴宣氏が、ファッションへの愛と明るい未来について、ゆるく語ります。
(前回から続く)
ZOZOTOWNをスタートして数年は、ゲーム感覚で数値目標を設定しては、実際にそれを達成していました。「来年は1日1億円で取扱高365億円にしようぜ」とか、その翌年は「ゴー、ゴー、ゴーで555億円」、その次は確か「走れで840億円」という感じで、皆が覚えやすく、成長していけるような数字で楽しんでやっていました。
365億円を達成したときは、当時の幹部が集まって、銀行から1000円のぴん札をいっぱい下ろしてきて、100枚ずつの札束を作って、全スタッフにサプライズで贈りました。一人10万円ですけどね。面白かったです。
そして2007年にマザーズに上場しました。ZOZOTOWNをスタートして3年後ですから、夢物語ですね。
上場する1年ぐらい前に、いきなり前澤(友作)さんに分厚い本をボンと渡されて、「勉強しとけ」と言われました。会社法や上場についての資料で、すごくまじめな感じでした。僕は1ページも読まなかったのですが。
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