キャラクタービジネス研究所(東京、金田有浩社長)はノーボーダーズ(NOBORDER)と共同で、ノーボーダーズが開発するメタバースプラットフォーム「ザナ(XANA)」およびNFTマーケットプレイス「ザナリア(XANALIA)」において、ヒロココシノ(東京、小篠由佳社長)と提携した。アバター用のウエアラブルなファッションNFT「ヒロココシノ アナザーワン(HIROKO KOSHINO ANOTHER ONE)」の販売(価格未定)と、NFTマーケットプレイス上のブランドショップ出店を行う。
コシノヒロコが3DデザインしたファッションアイテムをNFT化し、「ザナリア」で販売するもので、購入したNFTは「ザナ」内で3Dアバターが着用できる。第1弾として、2022年春夏コレクションから10ルック・約30のアイテムのビジュアルを4月に公開し、予約販売を受け付ける予定だ。5月以降は、実店舗で販売するリアル商品と連動する形で3D商品のリリースを行う。今後、年2回のコレクションに合わせて発表するほか、アーカイブコレクションをスペシャルアイテムとして販売することも計画する。
キャラクタービジネス研究所にとって、今回のノーボーダーズ×コシノヒロコのプロデュースが、同社が“デジタルワールドでのファッションカルチャーの創造”を標ぼうして立ち上げた「イーファッション(E-FASHION)」プロジェクトの第1弾となる。
「ザナ」は、東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げることを目的とした「kotoハートフルアート展」やミラノ・ファッション・ウイークなど、さまざまなジャンルの発表の場として注目されるメタバースプラットフォームの一つ。「ザナリア」は、2020年7月に世界取引額ランキング8位となるなど、世界的に期待されるNFTマーケットプレイスだ。