ファッション

第22回「YKKファスニングアワード」のエントリー開始 グランプリには賞金100万円とJUKI製ミシン、YKKファスニング商品オーダー権利

 YKKは、学生を対象とした日本最大級のファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード」のエントリーシートおよびデザイン画の公募を4月1日に開始する。4月15日には、エントリー希望者に向けたオンライン説明会も開催。応募締め切りは5月12日、YKKファスニングアワード事務局必着だ。

 22回目を迎える同アワードは、ファスナーやバックル、スナップ&ボタンといったYKK商品の新たな可能性を見いだすことを目的に創設。「人が身につけることができる作品」を基本テーマに、「活用度・機能性」「独創性」「デザイン性」「完成度」の基準で審査する。アパレルとファッショングッズの2部門で作品を募り、両部門へのエントリーや複数枚の応募も可能だ。

 審査員は、デザイナーの坂口英明や廣川玉枝、藤田恭一、アーティストの舘鼻則孝、モデルの冨永愛、「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」ブランドディレクターの村手謙介、大谷裕明YKK社長ら7人。

 今後のスケジュールは、6月2日に1次審査通過者を公式サイトで発表。通過者は2次の最終審査に向けて、実制作に取り掛かる。11月7日に、グランプリと優秀賞、特別賞の授賞式を行い、入選作品はファッションショー形式でお披露目される。グランプリには賞金100万円やトロフィー、JUKI製ミシン(協力:JUKI)、創作活動用のYKKファスニング商品オーダー権利5万円相当分などが贈呈される。

 同アワードは、ジャパンオリジナルの発信によるファッション業界への貢献、作品制作機会創出とファッション業界のプロフェッショナルとの接点提供によって学生を支援するべく設立。コンテストを通じて、YKKのブランド強化と将来のビジネスパートナーの創出、ファスニング事業のタグライン“Little Parts. Big Difference.”に込めたメッセージを伝え、学生とともに副資材の可能性を見いだすことを目指している。

 2021年度の応募総数は、過去最高の7879点。うちアパレルが6485点、ファッショングッズが1394点だった。

問い合わせ先
YKKファスニングアワード事務局
award.jpn@ykk.com