「バイレード(BYREDO)」はこのほど、クリエイティブイメージ&メイクアップパートナーにイタリア・ナポリ出身のメイクアップアーティスト、ルチア・ピカ(Lucia Pica)を起用した。2022年秋に初のプレゼンテーションを行う予定だ。
ルチアは15年から「シャネル(CHANEL)」のクリエイティブメイクアップ&カラーデザイナーとして6年、その前はフリーランスのメイクアップアーティストとして20年、業界の最前線で活躍してきた。彼女は「『バイレード』はシャープなクールさや面白さと共に、エレガンスを持っています。創業者のベン・ゴーラム(Ben Gorham)と共にそのエッセンスをメイクアップに落とし込み、見た瞬間にブランドの感性が伝わるような製品を作っていくことにとても興奮しています。『バイレード』の愛用者は、自分の感情を完全に解放している人だと想像しています。そして色には、詩や深みといったストーリーが必要です。その感性をメイクアップに吹き込むことは、私にとって正しいプロジェクトだと感じています」と意気込む。
一方のベン・ゴーラムは「私自身はメイクをしないし、メイクアップは『バイレード』の中でも新しいカテゴリーなので、コラボレーターの主観的な視点を尊重すると共に高く評価している。そんな中で、ルチアの作品は格別だ。彼女がメイクアップを通して表現する人々の姿は、力強さだけでなく、弱さもあり、佇まいも美しい。私が『バイレード』を通して実現したいものと共鳴している」とコメントした。