デイトナ・インターナショナルはこのほど、創業地である茨城県古河市と包括連携協定を締結し、セレクトショップのフリークス ストアで新たにテレワーク事業を開始する。茨城・古河の店舗“ザ キャンプ”フリークス ストアの2階に、コミュニティー型コワーキングスペース「アンドフリーク(&FREAK.)」を4月15日に開業する。テレワークの浸透や地方移住の関心の高まりを受けて、新たなワークスペースを提供することで地方創生に取り組む。
敷地面積は、約300平方メートル。主にライフスタイル雑貨や家具を販売していた売り場を1階へ移動し、コワーキングスペースを新設した。1日1時間から利用可能で、料金は一律1000円。月額利用者には、個人用デスクから最大10人で使用できるアトリエオフィスを用意した。カフェスペースやブックコーナーを併設するほか、セミナーや展示会、ワークショップ、スタジオレッスンなどが開催できるスペースも完備する。店舗スタッフが運営し、‟夢中になれる人生をシェアしよう”をコンセプトに、さまざまなアクティビティーを通してコミュニティーが生まれる場の創出を目指す。
同社はSDGsの取り組みの一環として、各地と連携した地方創生に力をいれる。過去には、長野県と獣害対策に取り組んだり、宮城県と復興支援を目的とした商品製作を行ったりしている。