「グッチ(GUCCI)」は3月28日、レストラン「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ(GUCCI OSTERIA da Massimo Bottura以下、グッチ オステリア)」をソウル・梨泰院地区の旗艦店にオープンする。これに先駆け、16日から「グッチ オステリア」公式サイトで予約を開始した。
レストランはメインダイニング28席とテラス36席を備え、ランチやディナーのほか、食前酒と軽食を楽しむアペリティーヴォを提供する。「グッチ オステリア」のシグネチャーディッシュである“エミリア バーガー(Emilia Burger)”や“トルテッリーニ パルミジャーノ・レッジャーノ クリーム”などに加えて、イタリアと韓国の食文化を盛り込んだメニューをそろえる。200種類のワインや、カクテルのドリンクメニューも用意する。ミシュラン3つ星を獲得したシェフのマッシモ・ボットゥーラ、フィレンツェ店のカリメ・ロペス(Karime Lopez)=ヘッドシェフ、そしてソウル店のチョン・ヒョンギュ(Hyungkyu Jun) =エグゼクティブシェフとダビデ・カルデリーニ(Davide Cardellini)=ヘッドシェフがアイデアを出し合い、メニューを生み出した。
マッシモ・ボットゥーラは、「『グッチ オステリア』は、イタリア料理と世界各国の素晴らしい料理文化や食材を融合し、新しい食体験を生み出すレストランだ。イタリアと同様に、料理と文化が深く結びついている韓国でレストランのオープンが実現し、多くの人を迎えられることが楽しみ」と語った。
内装はグリーンを基調に、ブランドを象徴するシンボルのひとつであるスターモチーフをメインホールの照明やフローリング、テラス席の大理石のモザイクなどにあしらった。また8人用のプライベートダイニングルーム、「ルーム オブ ミラーズ(Room of Mirrors)」には、ヨーロッパのアンティークミラーやインテリアコレクション「グッチ デコール(GUCCI DECOR)」の壁紙などを使用した。
「グッチ オステリア」はこれまで、イタリア・フィレンツェ、アメリカ・ロサンゼルス、東京・銀座に店舗を開いており、今回のソウルで4店舗目。2021年10月にオープンした銀座店では、“パルミジャーナ ラーメン”や“和牛 ミラノ風”など、日本料理にインスパイアされた同店オリジナルのメニューも登場する。