銀座ソニーパークは3月23日、ポップアップスペース「ソニーパークミニ」をオープンした。面積は約30平方メートル。場所は東京・銀座の数寄屋橋交差点のほぼ真下で、2024年に完成予定の銀座ソニーパークに隣接する西銀座駐車場の地下1階だ。
第1弾として、音楽家の江﨑文武による「Ayatake Ezaki presents None Session」を4月5日まで行う。ソニーパークミニに1台のピアノが置かれ、誰でも演奏できる。楽器を持ち込んでもいいし、手拍子やハミングでもよいという。そこに江﨑がピアノを重ね、世界に一つだけの音楽を完成させ、SNSで公開。江﨑の創作の様子は公式ユーチューブで配信する。
その後も現代美術家の玉山拓郎、画家の門田千明、映画監督の空音央と映画キュレーターの増渕愛子によるプログラムを順次実施する。担当者は「年間30以上のプログラムを行う」と話す。
ソニーパークミニ内にはテイクアウト専門の「西銀座駐車場コーヒー」もオープンし、カフェラテやレモネード、ビーガンドーナツやクッキーを販売する。