ファッション

「ナイキ」がポラロイドとコラボ レトロな雰囲気をまとった“ダンク”モデルが誕生

 スポーツウエアブランドの「ナイキ(NIKE)」は4月5日、ポラロイド(POLAROID)とコラボした“ナイキSB ダンク ロー プロ ポラロイド(Nike SB Dunk Low Pro Polaroid)”スニーカーを発売する。スケートボーダーから人気を集める“ダンク”モデルのブラックとホワイトをベースに、ポラロイドのシグネチャーである虹色でサイドのスウッシュを描いた。「ナイキ」のスニーカー専用アプリ「スニーカーズ(SNKRS)」で販売するほか、一部のスケートボード専門店でも取り扱うという。価格は144ドル(約1万7500円)。

 イグナシオ・ヘルマーデ(Ignacio Germade)=ポラロイド チーフ・デザイン・オフィサーは、「『ナイキ』とのコラボが実現して、夢がかなった。両ブランドの経験とクリエイティビティーを元に、それぞれの伝統を結び付けるアイコニックなスニーカーが誕生した。デザインの根底にあるのは、“光の相互作用”。赤、青、黄色の三原色が生み出すレインボーが、光と影を表現するブラックとホワイトと交差するイメージだ」と語った。

 コラボの広告キャンペーンには、スケートボーダーのブライアン・アンダーソン(Brian Anderson)とサラ・ミューアー(Sarah Muerle)を起用。ポラロイドの広報担当は、「2人とも勇敢で誠実、かつ思いやりがあり、スケートコミュニティーでも大切にされる価値観を体現している。女性の写真家兼スケートボーダーであるサラと、ゲイであることを公表しているブライアンは、当社が大切にするバリューを豊かに表現してくれるだろう」と語った。同コラボを通して、1人1人の自己表現の可能性を広げ、世界中の女性やノンバイナリー、LGBTQ+のスケーターたちに光を当てていくという。

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